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英語のスキルアップがしたい

転職に備え、英語力を磨き続けよう。効率の良い学習法と、身に付けたい英語力+αを紹介

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12分

転職に備え、英語力を磨き続けよう。効率の良い学習法と、身に付けたい英語力+αを紹介

相山 華子(あいやま はなこ)

相山 華子(あいやま はなこ)
1997年慶應義塾大学卒業後、山口放送株式会社(NNN系列)のテレビ報道部記者を経て、2002 年からライターとして活動。各種ウェブメディア、企業広報誌などで主にインタビュー記事を担当するほか、外資系企業の日本語コンテンツ監修も手掛ける。

英語を活かせる仕事への転職をお考えなら、英語力のブラッシュアップが欠かせません。仕事に必要な英語力を磨く方法や最新の学習法を紹介すると同時に、転職を有利に進めるために身に付けておきたい英語力+αの力について解説します。

CONTENTS

転職に活かすための
英語力をキープしたい

英語力もブラッシュアップを怠るとみるみる衰えてしまいます。せっかく努力して身に付けた英語力を転職やキャリアアップに活かすためには、少しずつでも毎日英語に触れ、英語力を磨き続けていかなくてばなりません。

英語力も努力しないと衰える

「英語の単語や言い回しがパッと頭に浮かばなくなった」「英語が聞き取りにくくなった」など、英語力の衰えを感じることはありませんか?スポーツや楽器演奏のスキルと同じく、英語力もブラッシュアップを怠るとみるみる衰えてしまいます。仕事で日常的に英語を使っている方も、担当分野以外の単語やニュース番組などで見聞きする時事英語には疎くなってしまいがちです。「以前はTOEICテストで高スコアだったから」と油断して勉強から遠ざかり、いざ転職のために再受験をしたら前回ほどスコアが伸びなくて焦った···という声も耳にします。せっかく努力して身に付けた英語力を転職やキャリアアップに活かすためには、少しずつでも毎日英語に触れ、英語力を磨き続けていかなくてばなりません。

英語力をキープする方法

英語力をキープし、ブラッシュアップする最も良い方法は、定期的に資格試験を受けて到達度や習熟度をチェックすることです。「〇月〇日に試験を受ける」「次の試験で〇〇〇点を取る」という明確な目標を自ら掲げることで、モチベーションが上がり、学習にも意欲的に取り組めるようになります。

転職のためならTOEIC

さまざまな英語資格試験がありますが、英語力を活かした転職を視野に入れているなら、ビジネスの現場で評価されるTOEICテストの受験がおすすめです。TOEICテストには内容·難易度別に次の5種類のテストがあります。

  1. TOEIC Listening & Reading(ビジネスパーソン対象、聞く能力と読む能力を測る)

  2. TOEIC Speaking & Writing (ビジネスパーソン対象、話す能力と書く能力を測る)

  3. TOEIC Speaking (ビジネスパーソン対象、話す能力を測る)

  4. TOEIC Bridge Listening & Reading(中初級者対象、聞く能力と読む能力を測る)

  5. TOEIC Bridge Speaking & Writing(中初級者対象、話す能力と書く能力を測る)

ビジネス英語の習熟度を測るならTOEIC S&Wテスト

このうち、より実践的なビジネス英語の習熟度を測るのに適しているのが、TOEIC Speaking & Writing Tests(以下、TOEIC S&Wテスト)です。TOEIC S&Wテストはビジネスの現場や日常生活におけるコミュニケーション能力の測定を目的に設計されており、スピーキングとライティングの2つの技能を測定します。受験するのは、主に社会人や大学生など、英語を仕事で使う方や就職·転職活動を視野に入れた方です。

TOEIC S&Wテストのスコアと評価

TOEIC S&Wテストはスピーキングとライティングが各200点の合計400点満点で、結果は10点刻みのスコアで表示されます。またスコアをもとに評価される Proficiency Level Descriptors(能力レベル別評価)があり、スピーキングは能力別に8段階で、ライティングは9段階で評価されます。さらにスピーキングでは、Pronunciation(発音)と Intonation and Stress(イントネーション、アクセント)について、それぞれ3段階(HIGH・MEDIUM・LOW)の評価が付けられます。就職や転職の採用試験では直近2年以内のTOEICテストのスコア掲示を求められることが多いので、少なくとも2年に1回は受験して新しいスコアを提示できるようにしておきましょう。
また、最近ではインターネット上で英語力をチェックできるサイトやアプリが相次いで登場しています。無料で利用できるものも多いので、空き時間などに気軽に挑戦してみましょう。

様変わりしてきた
英語の学習法

インターネットの登場により、オンライン講座や無料で視聴できるコンテンツなど、英語の学習法、英語に触れる機会が増えました。ここでは、オンラインの英会話講座や英語学習にお勧めのコンテンツを配信しているサービスをいくつかご紹介しましょう。

インターネットの登場、新しい学習法

以前は英語の学習と言えば参考書などを使って自習するか、英会話学校に通うことがメインでしたが、インターネットの登場によってその学習方法は一気に多様化し、以前では考えられないほど手軽にネイティブの英語に触れながら、生きた英語を学べるようになりました。低価格で英会話を学べるオンライン講座はすっかり定着してきましたが、それ以外にもインターネット環境さえあれば無料で視聴できるコンテンツが豊富にあるので、日常的に視聴して耳を英語に慣れさせてリスニング力を磨きましょう。また、ネイティブならではの言い回しやトレンドワードも覚えることができ、スピーキングスキルの向上にもつながるはずです。ここでは、オンラインの英会話講座や英語学習にお勧めのコンテンツを配信しているサービスをいくつかご紹介しましょう。

オンライン英会話講座

オンライン英会話講座は、各社が独自に提供する無料ビデオ通話サービス、あるいはZoom、Skypeなどを使って、講師のレッスンが受けられるものです。インターネットに接続できる環境があれば、手ごろな価格でいつでも気軽にレッスンを受けることができます。空いた時間を利用して英語をブラッシュアップしたい方には有効な学習法です。まずは各社が提供している無料体験レッスンで価格や自分のレベルにあっているかを比較してみるとよいでしょう。

TED

アメリカに本部を置く非営利団体TED(Technology Entertainment Design)が毎年開催している世界的な講演会「TED Conference」(テド·カンファレンス)の様子をオンラインで無料配信するサービス。政治家や財界人、アーティストなど一流の講演者による卓越したプレゼンテーションを見ることができます   

BBC

イギリスの公共放送局BBCによるニュース動画配信は、時事英語を学ぶのにもってこいのコンテンツ。BBC JAPANの動画では日本語字幕も表示されるので、翻訳のコツを学びたい方の教材としても最適です。

Podcast

教育やニュース、アートやスポーツなど様々なジャンルの音声コンテンツをラジオ感覚で聴くことができるアプリ。コンテンツは個人や企業が配信しており、原則として無料で聴くことができます。英会話や英語学習をテーマにした人気コンテンツも多く、インターネット環境とスマートフォンがあればどこでも利用できるので、通勤時間などを活用した隙間学習にも最適です。

YouTube

言わずと知れた動画配信サービス。世界中の個人·企業がさまざまなジャンルの動画を配信しており、無料で視聴できます。英語学習をテーマにしたコンテンツを活用して学習するのはもちろん、英語で配信されるコンテンツの視聴を習慣にしてリスニング力を鍛えるのもおすすめです。

なお、英語学習だけでなく、英語関連資格の受験もオンライン化が進んでいます。2020年には、新型コロナ対策の一環としてTOEICテストを運営する国際ビジネスコミュニケーション協会がTOEIC IP(団体向けテスト)に限りオンラインで受験できる方法を採用。TOEFLやIELTSといったテストでも自宅でオンライン受験できる方法を採用しています。いずれの資格もオンラインでの受験は通常の受験と申し込み方法や試験内容が異なるので、しっかり確認した上で臨むようにしましょう。

英語力+αを
身につけよう

英語力を活かせる仕事への転職には英語力が必要ですが、英語力や試験でのハイスコアがあれば必ず希望通りの仕事に転職できるわけではありません。企業が求めているのは「英語を使って業務をスムーズに進められる人材」。転職を有利に進めるには、英語力以外の業務に役立つスキルや実務経験などを伸ばし、アピールしましょう。

英語力+αのスキルとは

英語力を活かせる仕事への転職には、英語力のブラッシュアップや資格試験の受験が欠かせません。しかし、英語力や試験でのハイスコアがあれば希望通りの仕事に転職できるかというと、必ずしもそうではありません。というのも、企業が求めているのは単に英語力のある人材ではなく、「英語を使って業務をスムーズに進められる人材」だからです。たとえば、求人でよくみかける「英文経理」の仕事では、英語を使って経理ができる人材を求めているので、単に英語力のある人材よりも、「英語力+経理のスキル·知識のある人材」の方が採用されやすい傾向にあります。つまり、転職を有利に進めるには、英語力以外のスキルや得意分野を伸ばしておく必要があるということです。別の言い方をすれば、英語力に多少の不安があっても、業務に役立つスキルや実務経験などがあって、それを目に見える形で示すことができれば、採用される可能性が高くなるということでもあります。 

プラスαをアピールする資格

実務経験がないことを補えるのが資格の取得です。今の会社で実務経験をしっかり積み、その分野のスキルを測る資格を取得するなど、英語力+αのアピールポイントを確立していきましょう。たとえば、次のような資格を取っておくと、転職の際に役に立つかもしれません。仮に資格が取得できていなくても、そのための勉強をしていたことはあなたのアピールポイントになるでしょう。

秘書検定
社会人としてのマナーの習得をアピールでき、秘書以外の業務分野でも評価される可能性がある。
通関士
貿易業界唯一の国家資格。輸出入に関わるさまざまな会社への転職の可能性が広がる。
ビジネス法務検定
企業の法務部門や人事部門の採用面接で有利に働く可能性がある。
簿記
経理関係の仕事への転職の際に有利に働く可能性がある。

学び続ける姿勢

求められるのは資格やスキルだけではありません。会社というチームで円滑に仕事を進めるためには、コミュニケーション力や協調性、向上心の高さなども評価の対象となります。採用時はスキル不足で希望通りの部署に配属されなくても、働きながら実務や自主学習を通じて英語力やその他のスキルを磨く姿勢が評価されれば、より活躍できる部署に異動したり昇進したりすることも不可能ではありません。転職する·しないにかかわらず、ビジネスの世界で評価されるためには、やはり、学び続ける姿勢をキープすることが非常に重要なのです。

ジョブメリの
教育訓練制度で学ぼう

転職のためにいったん仕事を辞めている方、アルバイトやフリーランスで働いている方にとっては、学び続けることは容易ではありません。専門学校やセミナーを自費で受講するのは経済的にも大きな負担になってしまいますし、かといってインターネットや書籍での自主学習は「モチベーションを維持するのが難しくて続かない」という声も聞かれます。

派遣社員として働きながら学ぶ

ほとんどの人材派遣会社では福利厚生制度の一環として、派遣社員のスキル向上に役立つラーニング·プログラムや学習支援制度を用意しています。それらを上手く利用すれば、経済的な負担を気にせず、適切な学習サポートを受けながらビジネスに役立つ分野の学習を続けることができます。スキルに不安がある方も、こういったプログラムを受講すれば、より自信をもって派遣先での業務に取り組むことができるでしょう。

教育訓練制度

たとえば、英語を使う仕事の求人をメインに掲載している求職サイト「ジョブメリ」を運営している人材派遣会社JCS(日本コンベンションサービス)では、派遣就労中のスタッフを対象に「教育訓練制度」を設け、派遣社員のスキルアップとキャリア形成をサポートしています。この制度が提供している研修は、大きく分けて次の2種類です。

入社時研修

初めて派遣就業するスタッフが対象の研修です。JCSのオリジナル教材を使用して研修を行います。

年次研修

1年以上の長期間就業見込みのスタッフが対象。eラーニング教材「schoo(スクー)」を使って、スタッフ自身のパソコンやスマートフォンから受講します。以下のように多彩なコースが用意されており、ニーズに合わせて受講することができます。

  • ビジネスコース:ビジネスマナー、コミュニケーションなど

  • OAスキルコース:Excel/Word/PowerPointの実務スキルUPなど

  • 英語コース:基礎英語/ビジネスシーン別実践英語/TOEIC英語など

  • デザインコース:Photoshop/ Illustrator/Dreamweaver/ロゴ·バナー/LP/DTPなど

  • マネジメントコース:プロジェクトマネジメント/マーケティング/企画/ブランディングなど

訓練時間に対する給与

なお、これらの研修はいずれも派遣就労時間外に自宅などで受講でき、JCSが定めた訓練時間に対しての給与は、派遣就業中の時間給換算で受講したスタッフに支払われることになっています。働きながら学ぶことができ、しかも時給が支払われるという、まさに至れり尽くせりの制度です。「英語力不足で転職が不安」という方は、いったん派遣社員として働きながら、派遣会社のこういった教育制度を使って学びながらスキルアップし、本格的な転職に備える方法を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

  1. 転職する際、英語力は大きな武器になるが、英語力はブラッシュアップを怠ると衰えてしまいがち。毎日少しずつでも学習を続け、英語力を保つように努めよう。

  2. 英語学習へのモチベーションをキープするためには定期的に資格試験を受験するとよい。ビジネスに役立つ英語力を測る試験としては、TOEIC S&Wテストがあり、ハイスコアを取得できれば採用試験で有利に働

  3. 英語を視聴できるオンライン教材や各種コンテンツがあり、PodcastやYouTubeでは無料で使える英語学習用の音声コンテンツが充実。時事英語を学びたいなら、海外メディアのニュース番組などをオンラインで視聴するのもおすすめ。

  4. 英語力があれば必ず希望通りの転職ができるわけではない。あくまでも英語はビジネスを進めるためのツール。英語+αの専門性を磨いて、英語を使って専門的な仕事ができるビジネスパーソンを目指そう。

  5. 英語や各種スキルを磨きながら働きたいなら、派遣社員がおすすめ。派遣会社の福利厚生制度で研修やラーニング·プログラムを受けることができるので、働きながら英語や各種スキルの習得·スキルアップをすることができる。

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